FAQの構造化データが壊れた|AI記事のJSON-LD検証手順

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筆者はブログ5サイトをAIで自動運営しています。AIが書いたFAQを検索エンジンに正しく伝えるため、記事の本文には「構造化データ」というおまけのデータを自動で添えています。先週、そこで初めてのエラーが起きました。この記事はその実録と、保存前にできる1行の対処法です。

Search Consoleから届いた警告

FAQの構造化データが壊れた|AI記事のJSON-LD検証手順のイメージイラスト
イメージ(AI生成)

ある日、Search Consoleから「解析できない構造化データがあります」という通知が届きました。エラーコードはWNC-10030322。対象は、運営している複数ブログのうち1本の記事にあるFAQ用の構造化データでした。

構造化データとは、記事の内容を検索エンジンやAIに機械的に伝えるための追加データです。FAQを本文に書いても、この形式が壊れていると「質問と回答のセット」だとはうまく伝わりません。

通知を見て一瞬焦りましたが、先に被害の範囲を確定させることにしました。運用中の全記事のFAQ構造化データを機械的に読み込んでみたところ、エラーが出たのは通知された1本だけでした。あわてなくて大丈夫です。範囲がわかれば、対応の優先順位は決めやすくなります。

原因は閉じ括弧の1つ不足

中身を確認すると、原因はシンプルでした。FAQを複数並べる形式では、1つの質問につき括弧の閉じ方が2段階になります。内側が回答の終わり、外側が質問の終わりです。今回はこの外側の閉じ括弧が1つ、記事1本分だけ抜けていました。

状態 末尾の書き方
誤り(今回のエラー) 回答の終わりで閉じ括弧が1つだけ
正しい形 回答の終わりで閉じ括弧が2つ連続

参考:自宅システムの実行ログ(AI実録ブログ/実行ログ.md 2026-07-26実測)

括弧1つの話なので、直すこと自体は数分で終わりました。ここ、迷いやすいところですが、今回の学びは修正作業そのものではありません。

保存前にできる1行チェック

大事なのは、公開する前に気づける仕組みにすることです。書き上げたFAQの構造化データを、本文に入れる前に一度、標準的なJSON読み込み処理に通します。エラーなく読み込めれば形式は正しく、エラーが出ればどこかの括弧が壊れています。

ポイントは、目で数えないことです。閉じ括弧が2つ連続する箇所は、人の目だと1つに見えてしまいがちです。機械的に読み込んで判定する方法なら、この見落としは起こりません。

この確認は、記事を書き終えたタイミングで一度通すだけです。特別なツールは要らず、標準的なJSON読み込みの処理を1回呼ぶだけで済みます。

設定ファイルに書いただけでは足りなかった

エラーが見つかった当日、再発防止のルールをまず文章で書き足しました。書く側は保存前にパース確認をすること。校正する側はチェック項目にパース検証を追加すること。この2つです。

ところが、書く側のルールはすぐ反映されたのに、校正する側の実際のチェック手順には、その日のうちに組み込めていませんでした。ルールを文章で書くことと、そのルールが実際に毎回動く場所に組み込むことは、別の作業だったのです。

翌日、校正の仕組み自体にパース検証の工程を追加し、動いている環境の両方を更新しました。同じ日にSearch Console側の検証も合格に変わり、ようやく一区切りつきました。

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まとめ|チェックは「書く場所」に置く

今回の教訓はシンプルです。ミスを防ぐルールは、それが実際に働く場所に置かないと機能しません。設定ファイルに書いた注意書きは申し送りにはなりますが、AIが毎回そこを読んで守るとは限らないのです。

保存前の機械チェックという「必ず通る場所」に検証を置いて、はじめてルールが効きます。AIに作業を任せるときは、注意書きより先に、チェックをどこに置くかを考えたほうがよさそうです。

よくある質問

構造化データのエラーは記事の見た目に影響しますか?

いいえ。今回のエラーは検索エンジン向けの構造化データだけの問題で、読者が見るページの表示は正常でした。影響が出るのは、検索結果でのリッチ表示や、AIが記事内容を正確に読み取る精度の部分です。

JSON-LDの構文エラーはどうやって見つければいいですか?

目で括弧の数を数えるのではなく、JSON形式として機械的に読み込んで確認するのが確実です。読み込みに失敗すれば、その時点でどこかの構文が壊れているとわかります。

設定ファイルにルールを書けば再発防止になりますか?

それだけでは不十分です。今回もルールを文章で追記した直後は、実際のチェック工程には反映されていませんでした。ルールは、それを守る作業が毎回通る場所に組み込んで初めて機能します。

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